子会社情報収集大きな課題です

 

1.おそらく一番時間のかかっている業務だと思います

連結を担当する方は、子会社からのデータの収集で時間がかかっておられます。現地のスタッフは人が足りなく時間もないため、連結パッケージを作るにも時間がかかります。そのような現地状況で作成されているため、品質が確保されない場合があります。勢い本社での数字のチェックや子会社への確認に時間がかかる現状があります。
 
(外国人スタッフの対応)また昨今では、外国人の経理担当者が実務を行っているため詳細に関する確認事項を直接会話することが難しくなっています。その為本社には英語はもちろん、中国語、韓国語、スペイン語などが話せるスタッフを擁しておられる所も多いです。対策の一つとしては楽天などが実施しているように英語を標準言語として会話できるようにするなど施策が必要です。
 
任意適用ですがIFRS対応準備の為に「子会社決算日の統一」から始める企業が多いです。しかし子会社では上記の事情(人手不足など)もあって決算自体が遅れる事もあります。IFRS対応も連結データ収集遅延の要因の一つになっています。

2.収集データ開示情報だけではありません

加えて制度情報だけでなく、管理情報やIFRSでの開示情報増加など、現地の情報収集が増えています。制度、注記項目だけでも収集には多くの時間が必要になります。
管理データの収集に関しては、実は経理部だけでなく各部門(生産、営業、人事など)でも収集しようとしています。恐らくこの傾向は今後増えて行く事はあっても減る事はないでしょう。何故なら経営管理に必要な情報は各部だけでなくマネジメント層からも求められるからです。

3.管理データの扱いに関する注意点

ところが、この情報を連結専用のシステムで収集されようとして大変な事になっているお客様がおられます。事の発端は、連結専門システム会社が「管理連結が可能である」と説明している事です。
管理データがは多岐に渡りますから、制度系の情報を収集し処理する仕組みで対応する事に元々無理があります。制管一致などと言われますが、それは財務数値と管理数字の一致であって処理が同じと言う事ではありません。そもそも管理会計では数字の集計単位が制度とは異なる筈です。同じレベル(例えば勘定を細目化しただけ)ではあまり意味がありません。
このような点がベンダーから、きちんと説明されていないことが多いです。日本を代表する大手企業でも、ベンダー説明を真に受けてとんでもないご苦労をされている事例があります。中には連結専門会社のパッケージでできる範囲の管理しかされない企業もあるでしょうが、これは単に勘定科目レベルの数字を扱う事以上のものは無いと考えた方が良いでしょう。


子会社情報収集システムの修正が難しい!

 

1.連結システムの課題

HOMEで連結システムの比較表を表示していますが、連結決算における消去機能に関して言えば、それ程大きな違いはありません。連結決算消去仕訳は煩雑で面倒な修正もありますから、数字作りにはあれば大変効果的だと考えます。加えて制度会計でディスクロージャー対象ですから、メジャーなシステムを使っていれば安心で且つ監査法人もIT統制上も有利だと言えるでしょう。
しかし一番面倒な子会社からの情報収集は、未だに大きな対策はされていません。連結パッケ−ジとしてEXCELシートを送って、そこに入力してもらう形式を取っている事が多いのが現状です。
 

2.収集システムの課題

ここ数年来出てきたのが、連結パッケージベンダーからの「子会社情報収集システム」です。そのせいでしょうか、多くの会社で検討導入が進んでいます。このような仕組みは、高額なHyperionなどには最初から実装されています。
しかし私も現場の子会社の方々から言われたのは、別システムにデータを入れるのは面倒だ!という返答でした。ある会社では折角作った子会社入力画面を廃棄しました。結局EXCELをカスタマイズして連結システムにアップロードする仕組みにしました。
 現在の連結収集パッケージはどんなレベルでしょうか?制度連結における特に財務データの収集に関して言えば、形式が固まれば安定してくるでしょう?しかし注記事項など盛り込んでいくと、いきおいパフォーマンスは悪くなり、かつ柔軟な仕組みでないため、修正には経理部の担当の方は大変な思いをしておられます

(出典:株式会社フュージョンズ資料より)

3.「連結経営」という視点で考える収集システムの検討

図における下段赤枠の部分を新たに収集する方法もありますが、連結子会社収集システムに課題があると感じられたら、子会社情報を専用に収集するシステムという観点が必要になります。これは連結決算というより、連結経営の観点で情報を活用すると言う視点です。


 

子会社情報効率的収集したい

 

1.やはり、現地に負担をかける事は避ける

トップダウンで始めても現地の担当者の実務にまで突っ込んだコントロールはできません。現地では現地なりの苦労(殆ど人手とスキルの課題)がありますから、それを払拭しない限り新しい事にチャレンジして頂くのは難しいと言えるでしょう。
 
システム化する上でも、まずはAS-IS(現状)で使っているEXCELデータのシステム化を考える方が効率的だと思います。とは言え、それはシステム化における始まりとして、ハードルを下げて始めると言う意味でゴールではありません。これはあくまでもスピード経営に対処するための手始めと言えます。

2.EXCELパッケージをデータベース化

下図にありますように、EXCEL自体が入力画面に利用できるシステムの例になります。EXCELとデータベースが一体になったfusion_placeと言う製品を使う場合のケースです。AS-ISの連結パッケージがそのまま入力画面になれば、現地でも違和感なく使えます。連結システムの子会社情報収集システムの多くはEXCELライクと良いがら、内容は専用画面ですからメインテナンスが難しくなる訳です。

    
(出典:株式会社フュージョンズ資料より)
データベース化されたデータは加工が容易ですし、過去データも保持できますから、前期比較なども簡単にできます。さらには「制度系で収集した 勘定科目の数字 」と「 注記で記載した勘定数字 」の 整合性チェックなども自動 で行う事ができるようになり、 連結業務の省力化が期待できます

 子会社情報連結以外でも活用したい

 

1.連結システムで子会社情報を無理に収集した会社は?

「管理データ」が扱えると言う謳い文句で、著名な連結システムの収集システムを使った企業で、苦労されている例は小耳に挟みます。実際システムのアーキテクチャ(構造)を考えた場合、制度連結の消去用にできたシステムは常識的に考えれば金額と勘定科目を扱う事に長けていることになります。
 
ここで財務数字(金額)以外の数字単位(生産数、人員数、部品数)、テキスト情報(説明コメント)、勘定科目の数字になった内訳明細は、所謂勘定科目マスターの内訳を増やしたレベルでは収集出来ません。勘定によって、その内訳内容の粒度(細かさ)も構成も変わってきます。これを制度連結を勘定科目と金額を専門に扱うシステムとデータベースでは扱い難いのは当然の事です。これは連結システムが悪いのではなく、目的が違う使い方をしていると言う事になります。
 

2.収集システムには自由度の高い仕組みが必要です

課題として財務経理部以外でも子会社情報収集の重要度が増しています。特に海外子会社が多い場合、重要性の視点から考えても必要性は増していると言えます。
 
もちろん各部の情報は、高度に細かい仕組みで検証するなら、収集というレベルでは無くリアルタイムに検証する必要があります。ここまで要求され得る場合はリアルタイムERPなどの仕組みが必要になります。
 
ここでは経営管理視点に立ったレベルでの各種情報収集になります。その為最初はEXCELなど使って収集する訳ですが、これをそのまま展開していくと、ご存じのように属人性が強い独特のシステムになって行きます。これも使いすぎると、返って硬直化した進化のないシステムになってしまいます

 

3.情報収集は段階的なチェックと積み上げルートの確保

情報を確実に集める為には、情報の提示状況のモニタリングが必要だと考えます。その為に収集システムには、情報提供者がいまどのようなステータスであるかの進捗が管理出来るワークフローの仕組みがいると考えています。

 

 自由度の高いシステム有効です!

ここではfusion_placeの機能を見て行きましょう!!

 

1.EXCELをフロントエンドにできる

下図にあるfusion_placeの機能を見て見ましょう。まずEXCELをフロントエンドにするための機能として① EXCEL-LINKがあります。これはEXCELのアドオンとして導入されるのでユーザーにはメニューが増えたに過ぎません。
 
このEXCEL−LINK機能を使ってEXCELとデータベースを結びつけます。その為、EXCELに入れたデータはEXCELに留まらずデータベースに格納されます。ですから子会社としては入力が完了した段階で親会社にデータを即時送信する事ができます。他の収集システムと違う所はEXCELのまま使える点です。 

2.ワークフローでデータ提出できる

子会社からデータが上がってきているかどうかは、ワークフローでモニタリングできます。ですからどこの子会社の提出が遅れているか?差し戻しを受けているかが分かります。ここでの極めつけはバージョン(版)管理にあります。前回だしたデータと次に送ったデータはそれぞれ保存されており内容が変わっているかどうかを確認する事ができます。これは特許を取っているので他のシステムでは使うことはデキません。導入企業様の評価が高い部分です。

 
  (出典:株式会社フュージョンズ資料より)

3.Webフォームでも対応できます

EXCELをフロントエンドにする必要がない子会社では、② WebフォームをIEなどを使って画面や帳票を作成する事ができます。またこの機能は勘定の組換えや為替換算などの自動化する設定機能などが使えます。例えば子会社ローカルルールのF/SなどをIFRSに組み替えるなど、自動化の範囲が広がります。

4.ホストデータの自動取込など

子会社の情報システムが整備されている場合は、データ加工して貰えればデータベースにダイレクトに取り込む事が可能です。また定型的な収集データに関しては、特定のエリアに情報を書き込んでおくと自動的に取り込む機能など、バッチ設定ができるのも特徴的でしょう。これらはアドミニストレータ機能として提供されています。オンプレミスでの利用以外に、Amazonのクラウドを使うこともできますから、情報システムの手を煩わすこと無く利用する事も可能です。AmazonのAWSクラウドはセキュリティーが強力で且つバックアップもできますから、BCP(Business Continually Ppanninng)上も有効な手段となります。

5.fusion_placeの導入に関するご相談

株式会社マネジメント総研では、連結で豊富な経験をもつ会計士も一緒に経営管理システムfsuion_placeの導入をお手伝いします。お問合せはこちらまでお願い致します。

 少しづつ始めて実積を積み上げる方法!

 

1.小さな成功を積み上げる方法が採れます

これまでの連結収集システムでは、EXCELで設計しているものの、その設計をシステムに取り込んでいます。結局システムとして堅い仕様になってしまいます。制度連結の勘定レベルの情報なら、それ程大きな変化は無いでしょうが、これからは経営管理の観点からも、フレキシブルな情報の収集が重要になっていますfusion_placeではEXCELがそのまま入力画面になりますので、必要な収集情報をフォームにできれば、あとはデータベースに項目設定するだけで収集の仕組みができあがります。
 

  ① パイロット子会社を選定して、情報を収集してみます。
  ② オペレーションなど含めて、ここでトライ&エラーを繰り返す事ができます。
  ③ ここで②で確立した方法で、全社展開する事が簡単にできます。  

導入後も項目の追加、修正が可能ですから、例えばある科目の内訳を詳細化するためのデータベースの入れ物をつくる事ができます。
例で言えば「原価情報の細目データ」特定の製品に関する情報、特定の製品の売上げ状況など、個別に収集する事も可能です。これらの情報は子会社がや収集先のデータ品質にも影響されますから、この分析をするためには現場ではこのようなデータを収集しなければならない、と言う統制指示をすることができるようになります。

2.スピード経営を実現します

スピード経営と言われて久しいですが、これまで出来てこなかったのは、システム情報が硬直的であった事にも理由があると思っています。堅いシステムは品質、安全性に優れいていると言う前提は、クラウドやインターネットに普及で別の視点での安全性確保に移っていきました。
 fusion_placeのようなシステムもセキュリティーが確保されており、SOX監査にも十分耐えられる仕様を持つようになりました。安全且つ自由度が高いシステムがこれからの経営管理を支援できると考えております。思い立ったら今!それがスピード経営を支える基盤と信じています。

3.fusion_placeの導入に関するご相談

株式会社マネジメント総研では、連結で豊富な経験をもつ会計士も一緒に経営管理システムfsuion_placeの導入をお手伝いします。お問合せはこちらまでお願い致します。


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